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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2013年01月31日

パラドックス






聖なる歌声が響き渡る教会

鳴り止まぬ鐘は、永遠というチェーンで手足を縛られた羊の顔をした老人

教会の壁と屋根は青い空と白い雲で出来ていて、その鐘は緑の牧草が生える茶色い大地を地下深くえぐり、埋葬されている

目を凝らして見ると、毛で覆われた黒くて小さなイキモノが、鐘を鳴らそうと紐にぶら下がり長い8本の手足をカサカサ動かしている

その下には水が溜まり、教会の天井、つまり空と雲を背景にした自分の黒い影が写っている

羊の顔をした老人の鐘はぶらぶらと動き、その鐘の紐の黒くて毛に覆われた小さなイキモノもまたぶらぶらしている

鐘に反射する光が時に自分の顔を照らす

それを繰り返すうちに、水面に写った自分の影の中にある顔が見えて来た

脳に残った残像が自分の顔を創り上て行き、完成した瞬間

そこにあった顔は、鐘と同じ羊の老人の顔だった

そうか、俺は羊だったのかと知った瞬間

紐にぶら下がっていた、黒い小さなイキモノがこちらを向いた

その顔は、8本足で小さな毛むくじゃらの体についた羊の老人

ニヤリを笑った目は、ブラックホールのように何もない空洞だった




美しいこころを持った花束の写真







たまには、こういうのも面白いかなと




陰陽から想定する結論と、それと相反する現実

その全てが、生きる中に在る

全てを受け止めならがも、受け入れるものの選択を繰り返し

光に満ちあふれた巡礼の旅は続く








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Posted by 放浪太郎 at 08:40Comments(0)