放浪を終えて

放浪太郎

2011年09月15日 11:54

今日早朝、山梨に戻った。

今回の放浪は、絆を感じる旅であったように思う。









放浪したのは、延べ26県。

うち13県が高速ではなく、下道を走った。









車を走らせながら常に何かを求めていたように思うけれど、それが一体なんだったのか、自分でもよく判らない。

これから旅で撮影した写真を整理しながら色々書き綴るうちに何か見えてくるのかも知れないし、何も見えて来ないのかも知れない。

数日後には、タイ、カンボジア、ベトナムへと旅立つ。

秋が深まり冬に変わる頃、それらの旅で感じたものを作品に仕上げ、出版したいと思っています。


















いいものを撮ろうなんて思わなくていい。

大切なのは「いいものを感じられるかどうか」だと思うんだ。

自然はいつだってどこでだって魅せてくれる。

それを写真に撮って見せてやろうなんて考えること自体がお笑いだ。









そこにある美しいものにこころが震え、あとは感じたままを写真に描く、そんなことの繰り返しの旅だったなぁ。

その繰り返しの中で自分の感性がまた磨かれて行く、それが楽しくてショーガナイんだよね。

だから、ちっとも先に進まないんだ。

通り過ぎる瞬間に何かを感じUターンで後戻りしたことも何度もあったし、自分の直感を信じ、全然知らない道を突き進み遠回りしたりもした。

その結果、素晴らしい景色に出くわしたのが実はこれらの写真なんだ。

そういういい結果に繋がったことも何度かあったし、逆にただ道に迷っただけ、ということも当然あったよ。

でもそのどれもが楽しかったんだ。









そのためには「先に進むことは目的ではなく、進まなくてもいいんだ」と思える旅をデザインする必要はあったな。

今までの暮らしで身に付いた習性なんだろう、つい先を急ぐ自分に気付くそんな時、ルートや到着時間など何ひとつ決めずに放浪しようと自分に言い聞かせる、そんなことの繰り返しだったよ。









そんな放浪感たっぷりの旅であったので、複数の方に突然「逢おう」と連絡しご迷惑をおかけした。

結果として逢えたのは僅かな方々だけれど、とてもいい時間を過ごすことが出来た。

ありがとう、ありがとうございました。




今回お逢いしたのは、これからの暮らしに直接的に関わる方々でしたが、放浪はこれからも続きます。

何れ皆さんにもお逢い出来たらいいなぁと思っています。

きっと突然連絡が行きますが、そんな旅が俺風なので、ご容赦頂ければ幸いです。










また旅先で出逢った方々、もしご覧くださっていれば、コメントやメッセージを頂ければ コイツ喜びます ので、
よろしくお願いしまーす!



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