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2011年08月20日

原爆と 長崎と 俺と



原爆と 長崎と 俺と







俺の親父はお国の為に死ぬために予科練に入隊し長崎を離れた。
そして長崎への原爆投下。
長崎に残っていた親父の両親、兄弟姉妹全員が死亡。
そして死ぬ覚悟だった親父(当時16歳)が生き残ってしまう。
それが定めだったのかも知れないが。






原爆と 長崎と 俺と







それから自分で学費を稼ぎながら中央大学の夜間を卒業したが、当時
食うものも食えず栄養失調にもなったらしい。
俺が生まれる頃勤めていた会社から独立し、5名で新しい設計会社を創立。
定年まで専務取締役を務め、400名程度の設計会社に育て上げた。
そんな親父は寡黙な九州男児。
話をしたり遊んで貰った記憶が殆ど無い。
あるのは仕事一筋だったその男の背中。
真面目で、強く、またとても優しいひとだったと今になって想う。
そんな親父の七回忌をおふくろの一周忌と共に来月迎える。

一方おふくろは3歳で被爆。
爆心地に近いにも関わらず奇跡的に一家全員が生き残った。

そんな過去を持つ長崎に、来月また帰ります。




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こちらも是非よろしくねん。

Posted by 放浪太郎 at 18:13│Comments(0)
 
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