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2015年06月22日

平和のバトン(二日目)


これは、広島市西区太光寺の副住職東和空さんの発案で
天城流湯治法 杉本錬堂さんから始まったそうです。

私にバトンを繋いでくれたのは我が信頼の弟子
出雲の日本式靈氣師範の高須賀千江子。

その高須賀千江子にバトンを繋いだのは
国内外で活躍しておられるサウンドセラピストのAikaさん

どちらも深い魂のご縁の存在です。

そして昨年夏「平和の火」の活動をした時
その採火式が執り行われたのが太光寺であり
発案者である東和空副住職にもお逢いしています。
これもまたご縁なのでしょう。

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平和のバトン(二日目)

俺は被爆二世

おふくろが長崎で被爆し
倒壊した家の下敷きになった

その時の傷が身体の数ヶ所にあった
被爆してから数ヶ月の記憶がないと
言っていた

耐え難い記憶は自分を守るため
消去されることがあると聞くが
それだったのかも知れない

親父はその頃
自ら志願し予科練に入隊し
零戦に乗っていた

自らの命を
お國に捧げようという矢先
長崎に原爆が落とされ

長崎に居た親父の家族は
全員死亡

親父が16歳のとき
そしてその6日後
終戦となる

そして実家は
その親父の家族たちが死んだ
そこにある

親父もおふくろも
もうこの世には居ない

実家だけが残っている

寡黙な親父が唯一歌う歌があった
それは、同期の桜
予科練の歌だ

貴様と俺とは同期の桜
同じ航空隊の庭に咲く
咲いた花なら死ぬのは覚悟
見事散りましょ國のため

戦争に加担したひとを
責めるのは簡単だ

戦争を憎むのは簡単だ
原爆を憎むのも簡単だ

俺は長崎に生まれ育った被爆二世
戦争と原爆を幼少の頃から身近に感じて生きて来た

憎しみが何を起こすか
怒りが何を起こすかを
よく知っている

そしてやっと半世紀を生き
そのような感情に惑わされることなく
その学びからの行動をとれるようになった

戦争に自ら行った親父は悪者か?

昭和三年生まれの九州男児を
絵に描いたような男やった

極めて寡黙やったけど
人格者やった

批判も愚痴も
憎しみも悲しみも
一言も聞いたことはない

只ただ
自分を真っ直ぐに生きたひとやった

ひとを批判するのは簡単だ
社会を批判するのも簡単だ

でも
批判して何になる
想いは行動で示せ

その場限りの行動ではなく
生き様で示せ

平和はそんなひとりひとりの
地道だけれど揺るぎない信念から起こる

揺るぎない信念とは
命を落とすことさえも厭わない真心(まなごころ)

憲法9条に
揺るがぬ信念
まなごころを感じる

しかし
法律や憲法がなくたって

自分に真っ直ぐに生きていれば
平和は向こうからやってくる

そんなの綺麗事だと思うとすれば
それはあなたの覚悟が足りないだけだと伝えよう

自分に真っ直ぐに生きる
これが、自立

本質的な平和は
自立した個人からのみいざなわれる

真っ直ぐに生きろ
自分を生きろ

でも
たまにはよそ見してもいいよ

にんげんだもの◎


  
Posted by 放浪太郎 at 22:22Comments(0)