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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2014年07月19日

放浪の旅 六日目



((( 以下はFacebook からの転記です )))



敦賀原発、昨日

のどかな海岸道路を走りました
途中にはいくつもの綺麗な砂浜の海水浴場がありました
海水浴をしているひとは一組だけしか見かけませんでした

原発のすぐ手前だと知らず車を停めて海に足を入れてみました
水は綺麗で海藻も生きています
稚魚も泳いでいます
鳶やウミネコも飛んでいます

そこは丁度山側から水が流れ込むところだったのでそこにも足をいれてみました
冷たい水でした

原発の周りは鉄条網付きのフェンスが張られていて、警戒監視の看板が執拗に掲示してありました
ところどころには、監視カメラもありました

原発の入り口はものものしい警備で、多くのひとがそこで働いている様子が伺えました

その先にある、原発資料館にいってみました

入り口には、いかにも受付嬢的な女性がいて、ぎこちない笑顔で対応してくれました

そこかはらは、原発を望遠鏡で見ることができます

そこには、1〜3号機が見えました

その他展示パネル、展示物、立派なシアターもあり、ゆっくりと見て周りました

しかしどこにも、震災を踏まえた上での安全性の説明はありませんでした

元からあったと思われる、手前味噌な安全説明や、環境貢献、社会貢献が、詳しくアカデミックに説明されていました

そこそこ広い資料館にいた客は、ちゃまひとりでしたが、そこに出入りしている職員と業者さんは、目にしただけでも10名ほどはいました

資料館を出たあたりから不思議な感覚があり、空ばかりみあげていました

資料館の展示模型を見て気づいたのですが、ちゃまが海に足を入れたところは、一号機の排水口があるところでした

道を更にゆくと行き止まりになり、そこには、小さな小さな漁村がありました

そこに向かう途中に出てきた標識の地名は、明神町でした

そう、今回の旅で四ヶ所も訪れている神社、神明のひっくりかえしです

立石地区と呼ばれる行き止まりのそこは、10数軒くらいのちいさな漁村です

年配の男性数名が、埠頭で座り込んで話をしていました

船着場の波はおだやかで、風も穏やかに吹いていました

家屋の後ろは山で、その山のすぐ裏側には原発があります

こちら側から見ると、そんなこと全く感じられません

船着場に座って、汗ばむような潮風を肌に感じながら、しばらく色んな想いが浮かびあがるのを、ぼんやり眺めていました

また同じ道を走って帰りました

行く時に海に足を入れたところは、駐車禁止の看板があったことに気づきました

この半島一体は、人間のエネルギーを感じるところが殆んどありません

昔はもう少し活気があったような痕跡はありますが、廃墟がいくつか目につきました

休みの日は、海水浴客で賑わうのかも知れませんが

自然は豊かで穏やかなのに、人間のエネルギーが感じられない、その「不調和が異様」でした

原発に2箇所から祈りました

災いが起こりませんように

でも、事故はなくても、活気がないその半島はすでに、死んでいるように感じました

ここで作られる、無機質なエネルギーを使っているのは我々です

暮らしの足元を、今一度見つめなおしてゆきたいと思いました

どうせなら、生きているエネルギーを動かしたい

少し疲れましたが、佳き経験でした



















































a i e i a

One Love


  
Posted by 放浪太郎 at 23:23Comments(0)