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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2014年08月08日

原爆の火 と 平和の火



平和の火についてお話します。


この火は69年前広島に投下された原爆の残り火です。
この火を広島から福岡県八女市星野村に運び、燃やし続けた山本達雄さんは、この火を使って、いつの日かアメリカにいつか復讐することを考えて毎日を生きていたそうです。
この原爆の残り火は、達雄さんにとっては怒りの火だったわけです。
達雄さんはその原爆投下の中で、大変過酷な日々を過ごされています。
内容があまりにも辛辣なためここでは掲載しませんが、口伝にてお伝えさせて頂いています。
どうぞ、その苦しみを 知り、感じてください。


そして今、その原爆の残り火が平和の火として全国に運ばれ、各地でキャンドルナイトが開催されています。
平和の火は、この物語りに触れたひとりひとりの心の中に灯る炎のことです。
平和に生きることを自分なりの身の丈で実践する力として、燃やし続けてください。
原爆の火は、吹けば簡単に消えます。
しかし心の中に灯った平和 の火は永遠に消えることなく、人類に広まって欲しいなと思います。
それが我々 、Peace Flame Movement に関わる者たちの祈りです。
そしてそのために、全国に火を運んでいます。
その行動のためお金もかかっていますが、ひとりひとりがその真っ直ぐな想いだけで、自腹を切って活動を続けています。
採火式の日広島には、北は北海道から、南は沖縄から、火を運ぶために人が集まりました。
お金が足りないので、ヒッチハイクで来た青年もいました。
そこには、それにかかるお金よりももっと大きな意識のエネルギーが動いているということです。



ネイティブアメリカンのホピ族に伝わる予言があります。
それは石盤に刻まれた画として見ることができます。
その予言には、選択できるふたつの道が示されています。


ひとつは、競争や争いの中で生きる道。
その道の過程には、原爆が描かれています。
母なる大地からウランを掘り起こし、原子力を使う道です。
つまり、近代の資本主義社会です。


そしてもうひとつは、自然と共に生きる道。
調和の世界で生きる道です。


平和の火を心に灯し、それを絶やすことなく暮らしてもらえたら嬉しいです。
そして、ふたつのどちらの道を選ぶのかを決めてもらい、自分の行動で平和に向かってもらえたらと思います。
平和は只の結果です 。
ひとりひとりの小さな、でも具体的な行動の先に在るものです。


戦争反対!原発反対!と叫ぶ意識は争いの道の中にあります。
なので、ちゃまにはそれは平和活動とは感じられません。
自然と共に、あなた自身の暮らしを地道に歩んだ先にあるものが調和であり、平和です。
「戦争はいけない」と、ひとりひとりが深いところで受けとめてゆきたいです。


どうぞ、あなたの道を選んでください。


そしてこのお話は、この活動期間が終わり平和の火を消した後も、全国でさせて頂きます。
また、来年のキャンドルナイトは、ちゃまのふるさと長崎で開催します。
ちゃまは長崎の被爆二世。
ちゃまにできることを 、ちゃまなりの想いで、やってゆきます。


既に亡き両親は、ふたりとも原爆の被害者でした。
そのひとり息子が2年半前、大企業のエリートの道を卒業し、このようなことをしていることに宿命を感じています。
そして来年のお盆を長崎で、そのような形で迎えられることを嬉しく想います。
感謝、 合掌。




a i e i a

One Love



  
Posted by 放浪太郎 at 08:35Comments(0)